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腹痛の原因はアニサキスかも!?すぐに病院へ!

食中毒とは食品に含まれている人間の体に合わない成分や食品内で繁殖した微生物が体内に入り込むことによって中毒を起こした状態です。
食中毒の主な症状としては摂取してから数時時間後に胃痛もしくは腸痛を起こし、その後複数回のおう吐や下痢などを引き起こし重症化すると痙攣を起こすこともあります。

一般的に食中毒の印象としてはサルモネラ菌や出血性大腸菌のように、夏場の炎天下と湿度によって繁殖する微生物によって引き起こされるものです。
しかし食中毒は微生物だけで起こるものではなく、自然界に存在する虫が誤って体内に入り込むときにも起きるのです。
その代表格といえば魚介類の中に入っているアニサキスの食中毒です。

アニサキスは海にいる虫の一種で、サバやアジなどの海面近くにいる魚が餌となるプランクトンと一緒に食べることで寄生します。
魚に感染したアニサキスは胃から肝臓に入り込んで養分を吸いながら成長しある程度成長したら卵を産みつけた後に糞と一緒に排出されるという生態を持ちます。

そのアニサキスの感染経路としては、アニサキスに感染したサバやアジなどの魚介類が寿命もしくは陸に上がって死ぬと臓器の活動がなくなったと察知したアニサキスは臓器を破って外に出て身や皮に入り込みます。
その身や皮に入り込んだアニサキスはとても小さく見つけられないため気づかずに刺身として食べてしまいます。
刺身にしても運よく歯で噛み切れればいいのですが、残念ながらあまりにも細い体をしているので歯と歯の間に入り込んで難を逃れてしまい体内に入り込んでしまいます。

そして体内に入り込んだアニサキスは胃腸に張り付くと、そこで寄生するために胃腸の壁を鋭利な歯で噛みついて傷つけてしまいます。
その状態になると胃や腸の神経が過剰反応するので激痛クラスの腹痛が起きるだけでなく、胃腸に入り込んだアニサキスの量が多ければ傷も大きくなるので出血量が多くなり吐血もしくは血便といった形で出ます。

アニサキスが怖いなら加熱調理で予防しよう

アニサキスに感染すると激痛クラスの腹痛が出るだけでなく、最悪のケースとしては傷つけられた個所から胃腸の強い酸で焼けただれるもしくは有毒な微生物が入り込むことで2次感染を引き起こすリスクもあります。
そのため食中毒は夏のものと思わずに1年中起こりうることだと認識した方が身のためです。
ただアニサキスは先に言ったとおりに目ではわかりづらいため、その魚介類が感染しているのかそうでないかを判別するのは顕微鏡を使わないとできないです。
そこでアニサキスが怖いのであれば予防する方法を覚えておくとよいです。

一番簡単な方法としては、アジやサバなどの魚介類を生で食べることはせずにソテーやフライなど完全加熱した状態で食べることです。
アニサキスも生き物なので、60度以上の加熱で5分かければ死滅するので安全な食べ方になります。
それでも魚介類を生で食べたいという思う人も多いので、そこで限りなく生でもよいのであれば対策はあります。

それは冷凍及び湯引きをすることです。冷凍というのは北海道の先住民であるアイヌ民族が考案したルイべという方法です。
アイヌ民族は川で鮭を食べる習慣があるのですが、ただ鮭にもアニサキスがいるのでそのまま食べると危険です。

そこでアイヌは極寒の雪に鮭を置いて凍らせることで、鮭の中にいるアニサキスを駆除する方法を思いついたのです。
自宅でルイべを行う方法としては刺身を冷凍庫に入れて完全に凍らせます。
そして凍らせた魚の身を包丁で切れるレベルまで自然に半解凍するか、食塩水もしくはスポーツ飲料につけて半解凍してから切って食べる食べ方になります。

そして湯引きは感染したアニサキスは、魚介類が死んだあとは臓器を食い破って皮や身に移動します。
そこで100度近い熱湯と大量の氷を入れた水を用意します。

刺身の切り身の上に清潔な付近もしくはキッチンペーパーを載せてからお湯をかけて皮目の加熱調理をします。
この熱湯によって皮目のアニサキスは死滅し、その後大量の氷を入れた水で冷やすことで身の中のアニサキスも死滅します。
これらの予防を実践すれば、ほぼ100パーセントの確率で感染を防ぐことができます。